錦鯉飼育を始めると、
「水と餌があれば大丈夫でしょ」
と思ってしまいますよね。
私も最初はまさにそうでした。
しかし実際に飼育を始めてみると、思っていた以上に奥が深く、まさに失敗の連続。
水質の悪化や病気、設備不足など、本当にいろいろな経験をしてきました。
もちろん、失敗したからこそ学べたこともたくさんあります。
そこで今回は、私が実際に経験した
「錦鯉飼育で後悔した6つのこと」
を、当時の自分に教えてあげるつもりでご紹介していきたいと思います。
そもそもの飼い方や必要なものについては、こちらの記事でまとめています。あわせてご覧ください。
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錦鯉を増やしすぎてしまった
錦鯉を飼育していると、綺麗な個体を見つけるたびに欲しくなってしまいますよね。
私もまさにその一人でした。
最初は数匹からスタートしたのですが、お店に行くたびに「この子も可愛いな」と連れて帰り、気が付けば7匹まで増加。
当時は、
「まだまだ大丈夫だろう」
と思っていましたが、今考えると完全に過密飼育だったと思います。
錦鯉が増えると、
・フンの量が増える
・水が汚れやすくなる
・病気のリスクが上がる
・濾過装置への負担が増える
など、本当に様々な問題が一気に出てきます。
特に夏場は水も汚れやすく、毎日の水換えに追われてヘトヘトになった記憶があります。
実際に飼育して感じたのは、
私の飼育環境では3匹程度がベストだった
ということです。
数を減らしてからは水質も安定し、一匹一匹の成長もしっかり見られるようになりました。
濾過装置を過信していた
私は以前、自作の濾過装置を作って使用していました。
実際に効果も高く、水質はかなり安定します。
しかし当時の私は、
「濾過装置があるんだから、水換えはほとんど不要でしょ」
と思い込んでいました。
もちろん、そんなに甘くはありませんでした。
どんなに優秀な濾過装置でも、
・ろ材の汚れ
・有機物の蓄積
・水質の変化
を完全になくすことはできません。
見た目の水は透き通っていても、目に見えない部分でじわじわと水質は変化していきます。
今だから言えますが、
濾過装置は水換えをしなくて良くなる装置ではなく、メンテナンス頻度を減らしてくれる装置です。
定期的な水換えやろ材の清掃は、やっぱり必須だと感じています。
濾過装置の仕組みや必要な材料については、こちらの記事で紹介しています。
今回の記事は、以前(と言ってもはるか昔…)に更新した錦鯉の飼い方・飼育方法の記事にも載せたトロ舟・プラ舟飼育に欠かせない濾過装置の作り方となります。 濾過装置を作るにあたって大小問わず、失敗を重ねたのでそれを踏まえたポイントもお伝えで[…]
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水合わせの重要性を甘く見ていた
新しく購入した錦鯉は、早く泳がせたくなりますよね。
私も購入した日は、嬉しくてワクワクが止まりませんでした。
しかし飼育を続けて感じたのは、
水合わせは思っている以上に重要
ということです。
お店と自宅では、
・水温
・水質
・pH
などが微妙に違います。
その状態で急に環境を変えてしまうと、錦鯉に大きな負担がかかってしまいます。
私は、袋ごとしばらく水に浮かべて水温を合わせたあと、少しずつ自宅の水を袋に足していく方法で時間をかけるようにしています。
焦って一気に放してしまうと、せっかくの錦鯉を弱らせてしまうこともあるので注意してくださいね。
今では「早く泳がせたい」気持ちをグッとこらえて、しっかり時間をかけて水合わせを行うようにしています。
エアーポンプは必要ないと思っていた
濾過装置を設置した当初、
「水も循環しているし、酸素も大丈夫だろう」
と思っていました。
しかし、実際は違いました。
特に夏場は水温が上昇し、水中の酸素量が減少します。
その結果、錦鯉が水面付近にパクパクと集まることが増えてきました。
これは「鼻上げ」といって、酸素が足りていないサインなんですよね。
そこで、エアーポンプを追加してみました。
すると、以前よりも明らかに元気に泳ぐようになった印象があります。
現在では、
濾過装置とエアーポンプはセットで考えるべき設備
だと思っています。
私が使っているおすすめのエアーポンプはこちらです。
飼育する環境によってエアレーションは変わりますが、トロ舟飼育だと吐出量が多いほうが良いと思います。
病気の発見が遅れてしまった
これは、今でも反省している失敗です。
毎日見ていると、不思議と少しの変化に気付きにくくなるんですよね。
私も以前「ちょっと元気がないかな?」
と思いながら、つい様子を見てしまっていたことがありました。
しかし、数日後には症状が悪化。
もっと早く対応していれば…と、本当に後悔しました。
錦鯉は言葉を話せません。
だからこそ、
・餌の食べ方
・泳ぎ方
・体表の変化
などを、毎日しっかり観察してあげることが大切だと感じています。
「いつもと違うな」という小さな違和感こそ、早期発見の一番のヒントだと思います。
魚病薬を準備していなかった
病気が見つかってから薬を探し始めると、意外とこれが大変なんです。
ホームセンターへ走ったり、ネットで注文したりしている間にも、症状はどんどん進行してしまいます。
「あと一日早く薬があれば…」と何度思ったことか。
その経験から、現在は最低限の魚病薬を常備しています。
人間で言う、救急箱みたいなものですね。
実際に使わなくても、「いざという時に手元にある」という安心感がまったく違います。
私が常備している魚病薬はこちらです。
まとめ
錦鯉飼育は本当に奥が深く、私自身もたくさん失敗してきました。
今回ご紹介した失敗は、
・飼育数を増やしすぎた
・濾過装置を過信した
・水合わせを軽視した
・酸素不足を甘く見た
・病気の発見が遅れた
・薬を準備していなかった
の6つです。
どれも、当時の自分に教えてあげたい内容ばかり。
これから錦鯉飼育を始める方や、現在飼育中の方の参考になれば幸いです。
少しでも皆さんの錦鯉ライフのお役に立てれば嬉しいです。


